迷宮金魚

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2019/02/10
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(4)
2019/02/09
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(3)
2019/02/08
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(2)
2019/02/08
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(1)
2019/02/07
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(8)
2019/02/06
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(7)
2019/02/05
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(6)
2019/02/04
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(5)
2019/02/03
雑記] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(4)
2019/02/02
追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(3)
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追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(4)

 概要:  聖女として旅をしていた頃も、町に泊まる機会があれば、こうやって患者達を診察してきた。 アマリエは深くフードをかぶり、顔を見せないようにマスクもして診察に望んでいたけれど。 素顔をさらさないようにしてきたのには理由があった。パーティーの他のメンバーと違い、アマリエの戦闘能力はたいしたことはない。 屈強な男が二人もいれば、アマリエを誘拐することなんて難しくない。 そのため、人前に出る時には素顔をさら...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(3)

 概要: 「治りました? まだ痛いですか?」「い、いや……なぜ、儂に治癒魔法をかけたのだ?」「だって、腰が痛かったのでしょう? あなたは、私に攻撃する意志はもってなさそうだったし。あ、嫌でした? ひょっとして、魔族は治癒魔法かけられると痛かったりします? 悪化しちゃった?」 魔族も治癒魔法を使うが、人間の治癒魔法と異なっていたら、どうしよう。ひょっとして、ぎっくり腰を悪化させてしまったのではないだろうか。 急...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(2)

 概要:  この城になじみつつあるように感じていたけれど、少しだけ寂しいと感じることもあった。 アマリエがゆっくり歩いていくと、アマリエの姿を見た魔族達は、急に姿を隠してしまう。(いえ、わかってるんだけど――ここに人間がいたら気持ち悪いわよね) 彼らからしたら、属する国が違うとはいえ、魔族を退治し、魔王を撃退した勇者パーティーの一員だ。側に寄りたいと思えなくても仕方ないだろう。(……だけど) 何かしたいというの...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第二章 魔王城の意外と平和な日々(1)

 概要:  三日後、朝食の席に現れたヴァラデルは機嫌がよかった。「アマリエ、昨日のケーキはうまかったぞ」「よかった! お口に合いました?」「お前が作ったものなら、なんでもうまい」 そんな風に手放しで誉められると、顔が赤くなってしまう。 結局、一昨日焼いたケーキは、一晩寝かせた後、二本を家妖精達に、もう二本はヴァラデルに届けることになった。ヴァラデルの口に入ったのは昨日のこと。口に合ったか心配だったので、誉め...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(8)

 概要:  それから、スターカウの乳。額に星のあざがあり、通常の牛の倍程度の大きさがある牛のことだ。 この牛は非常に獰猛で牛の姿をしているくせに肉食だ。人間をその角でひっかけて殺してしまうこともある。角は非常に重宝されていて、削って粉にすると滋養強壮にいいとされている。「――ん、おいしい」 スターカウの乳なんて飲んだことなかったけれど、アマリエがよく知っている牛の乳より、ほんの少し甘い。魔物からこんな乳がとれ...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(7)

 概要:  ◇ ◇ ◇ 部屋を出てもいいと言われてから数日後。やっと厨房を使ってもいいという許可が下りた。「ふふ、アマリエ様とお揃いですね!」「あのドレスは汚したくないから、よかったわ」 今日、厨房に行くにあたってアマリエが着たのはティカとお揃いのメイド服だ。 厨房に立つのにあの衣服では不便だと言ったら、すぐに用意してくれた。 ティカに案内されて厨房に行ったアマリエは、あまりにも広いので驚いてしまった。「ど...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(6)

 概要: 「――魔王様」「その呼ばれ方は好かん。ヴァラデルと呼べ」「……でもそれって、なんだか妙ですよねぇ」 ヴァラデルのことをそのまま呼び捨てにするというのはなんとなく違う気がする。 相手は一応魔王ということは、魔族達の王様だし。(あまり魔王っぽいところはなかったりするけれど……) とちょっとしみじみとしてしまうのは、ヴァラデルがアマリエにあまり魔王らしいところを見せないからだろう。「あのですね、魔王様」「ヴァ...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(5)

 概要: (毒物は入っていないという意思表示なのかしら……?) 毒物の中には銀に反応して黒くなるものもあるという。 すべての毒物に反応するわけではないけれど、王宮では銀のスプーンが使われているという話は聞いていた。(……え?) スプーンを手に取ろうとしたら、ひょいとそのスプーンが遠ざけられた。ついでにスープの皿も。 困惑するアマリエの前に、銀のスプーンですくわれたスープが差し出される。「――食え」 魔王に、食事を...

雑記] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(4)

 概要:  セエレは人間を支配下に置こうとしていたけれど、ヴァラデルとソフィエルは比較的人間に好意的らしい。そして、レガルニエルは、特に好意的というわけでもないけれど、あえて人間界に打って出るつもりもないのだとか。「ということは、今は少しは平和になったということなのかしら……」「そうだな。そう言ってもいいだろう。それに、俺は人間に対してさほど悪い印象は持っていない。というか、人間達の作る演劇などをこよなく愛し...

追放聖女はシンデレラ 俺様魔王に溺愛されて幸せです] 第一章 置き去りにされた聖女は魔王の城にとらわれて?(3)

 概要:  次に目を開けた時には、室内は薄暗くなっていた。日がだいぶ傾いたということなんだろうか。それともあれから何日か経過したのだろうか。(……まさか、魔王の城に捕らえられているなんて) 上質な上掛け布にくるまるみたいにして、身体を丸める。 ここは敵地だ。油断はできない。 そう言えば、今横になっているのはスライムだった。ゆっくりと身を起こし、ぷるぷるとしたスライムを撫でてみる。どうしてスライムなのに、自分の...
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