迷宮金魚

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2017年7月1日発売
パーフェクト愛され人生確定…ですか? 転生したらメロ甘陛下のおさな妻(ジュエル文庫)
電子書籍 2016年5月25日配信開始 
征服王の激愛 ~人質姫は蜜夜に喘ぐ~(TLスイートノベル)

    破婚の条件 溺愛の理由 4      破婚の条件 溺愛の理由 6 
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□ 破婚の条件 溺愛の理由 番外編 □

破婚の条件 溺愛の理由 5

 
「……あの」

 ティアの方が彼を見下ろす形になるというのは、今までに何度もあったけれど、いつでもどきどきしてしまう。今もまた、ルシアーノの顔を見下ろしていたら身体が熱くなってくるような気がした。

「――脱いで」

 にやりとして、ルシアーノが命じる。とんでもないとティアは首を左右に振った。それだけではなく、ボタンを外された寝間着の前を合わせて彼の目から身体をかくそうとした。

「――それでは、ボタンを外した意味がないだろうに」

 下にいる彼に唇を奪われる。口内に押し入ってきた舌に気をとられているうちに、寝間着を掴む手から力が抜けて、肩から滑り落とされていた。

「あっ……は、ぁんっ」

 むき出しになった乳房が、彼の手に包み込まれる。頂を擦りつけるように手を滑らされたら、甘い痺れが背筋を走り抜けていった。

「ル、ルシアーノ様……それ……だめ……」

 そう訴える声が、もう濡れている。手のひらでさすられた頂をきゅっと摘まれて、ティアの身体がぴくんとした。

「だめ? 本当に?」

 からかうような彼の声音が恨めしい。ティアは簡単に余裕をなくしてしまうのに、彼はいつだって余裕でティアに接するのだ。

「だ、だめではなくて……い、いい……か、ら……」

 素直に口にしないと、彼は許してくれない。自分の口から快感を告げるだけで、ティアはこんなにも恥ずかしくなってしまうというのに。

「んっ、あ、あぁ……」

 鼻にかかった声を漏らしながら身体をくねらせる。それは無意識のうちに彼を誘う行動だった。

 迷うことなく下肢を目指した彼の手が、ティアの下着を引き下ろす。その奥に隠されていた場所は、すでにぐっしょりと濡れそぼっていた。

「これなら、もういつでも受け入れられそうだな」
「やっ、あ、あぁっ」

 一度に二本差し入れられた指も、なじんだ身体は簡単に受け入れてしまう。指の動きに翻弄されて、ティアの身体はシーツの上で右に左にと揺れた。

 けれど、今日のルシアーノはティアを満たしてはくれなかった。さんざんに喘がせ、感じさせておいて、達するぎりぎり一歩手前のところで指を引いてしまう。

 物足りないと声音で訴えれば、膝をつくのではなくて、立てた形でルシアーノをまたがされた。自分で動くように言われたけれど、力の抜けた身体は自由にはならなかった。

「や、あ……無理……無理、です……ん、あぁっ」

 余裕たっぷりに円を描くように腰を揺らされれば、ティアの上半身が反り返る。首を振って快感を逃がそうとしても無理だった。いつの間にか呼応するようにティアの腰も動き始めている。完全に力の抜けた身体では、満足行くまで快感を貪ることはできなかったけれど、それでも得られる限りの快感は得ようと、ティアの内部は激しく収斂した。

「……こういう風にしたら?」
「あ、あっ、あぁぁっ!」

 腰を押さえられたかと思ったら、今度はずんと突き上げられる。あまりの快感に背中を反らせると、もう一度突き上げられた。

「はっ……んん、あ、あぁんっ」

 不自由な姿勢で、身体が揺れる。ティアが必死に身体をくねらせると、ルシアーノはそのままティアを押し倒してきた。

 押し倒した勢いそのままに、両膝が彼の肩に担ぎ上げられる。奥まで受け入れる体勢をとらされたら、後は抵抗なんてできなかった。

 奥深くに打ち込まれる度に、高い嬌声が部屋の空気を震わせる。シーツを掴む指先に、痛いほどに力がこもった。与えられる快感があまりにも大きすぎて、うまく処理することができない。

 悶えながらかろうじて自由になる首を左右に振る。最奥から押し寄せてくる濃厚な喜悦に、意識が押し流されそうになっていく。

「あっ――あぁっ、も……あぁんっ」

 こうやって彼に抱かれているうちに恥じらいも慎みも忘れ去ってしまうのはどうしてなのだろう。折りたたまれて苦しい位なのに、少しでも奥に彼を導こうと腰がシーツから突き上げてしまう。

「も――限界……で……あぁんっ」

 一段と奥に突き込まれて、背中がぐっとしなった。奥を抉られ、じゅぷじゅぷとこねられ、より乱れてしまう。

 シーツの上で、金の髪が踊る。一段と高く嬌声を上げた時、腰を掴む手に力がこもったのを感じた。

「ティア、一緒に――」

 耳元でささやく彼の声が艶っぽくて、ティアは言葉もなくただ首を振る。喘ぐ唇からは、それ以上のことは出てこなかった。

 身体の奥を貫くルシアーノを感じながら、ひたすらに高みを目指す。身体がどんどんふわふわとしていって、蕩けていくような気がしてくる。官能が高まっていくのにつれて、閉じた目の内側が真っ白になっていく。その白さが、身体全体を染め上げて――一点ではじけるのと同時に、身体の奥が熱い飛沫に濡らされるのを感じた。

「……ルシアーノ様……?」

 身体を撫でてくれる彼の手が気持ちいい。そう言えば、今日は朝から遠乗りにも出かけたのだった。

「これ以上はだめですよ。明日……起きれなくなり……」

 明日、馬車の中で居眠りしなければいいけれど。ティアの心を最後にかすめたのはその思いで、あとは睡魔に意識をさらわれてしまった。

2017年7月1日発売
パーフェクト愛され人生確定…ですか? 転生したらメロ甘陛下のおさな妻(ジュエル文庫)
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Date:2015/07/30
Trackback:0
Comment:2

Comment

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引きこまれていきます。
続きが気になりますね。

応援しておきました。ポチッ
2015/08/02 【矢田@医療職兼業トレーダー】 URL #- 

* Re: タイトルなし

矢田@医療職兼業トレーダー さん
ありがとうございます!楽しんでいただけるように頑張ります。
2015/08/02 【宇佐川ゆかり】 URL #- 

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